2010年08月14日

00.社会

片男波でライフセービング教室

浮いている様子を演じるライフセーバー - 片男波でライフセービング教室

浮いている様子を演じるライフセーバー

NPO日本ライフセービング協会(小峰力理事長)は8月に全国各地で「ジュニアライフセービング教室」を開催。和歌山市和歌浦南の片男波海水浴場では12、13の両日、同協会の大阪ライフセービングクラブ(土居均代表)のライフセーバーたちが遊びに来た家族連れらに、海の安全についての基礎知識を教え、レスキュー法を体験させた。同クラブの大畠依子さん(29)は「海の楽しさだけでなく危なさ、救助法なども知ってもらえてよかった」と話していた。


13日は、テキストブックを参考に注意点などを説明し、身近なものではペットボトルも救命に使えることを示した。ライフセーバーは、水を5センチほど入れたペットボトルを胸に抱え、キャップの部分にあごを乗せることで顔が浮き、息ができることを教えていた。水を入れるのは、助ける側の人がおぼれている人を見つけた時、海などへ投げ入れるのにある程度の重さが必要なためだという。

そのほか、基礎体力を鍛えるためのビーチフラッグス競技やニッパーボードを使ったパドリングにも挑戦し、楽しみながらライフセーバーの仕事に触れた。

参加した大阪市の竹内拓麻君(11)は「ペットボトルなら自分でもできそう」と話し、大畠さんは「人を助ける以前に自分の身は自分で守れるようになってほしい」と話していた。

同教室は海の事故を未然に防げるようにしようと平成19年から同協会が取り組んでいる。





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