2010年08月14日

02.政治・経済

負債総額はことし最少、7月の県内倒産状況

(株)東京商工リサーチ和歌山支店(中西秀樹支店長)は、7月の県内倒産状況(負債総額1000万円以上)を発表した。件数は11件(前年同月比5件減)。負債総額は3億830万円(同5億1170万円減)でことし最少となった。

負債総額1億円以上の倒産が発生せず、資金基盤の脆弱(ぜいじゃく)な零細企業に集中した。産業別では「サービス業」の6件が最多業種、「建設業」「小売業」が各2件、「製造業」が1件となった。原因別では「販売不振」が8件でほとんどを占めた。地域別では和歌山市の6件が最多、日高郡2件、紀の川市、岩出市、橋本市が各1件。

同支店は「県内の経済情勢の回復力は弱く、一時的に倒産件数が抑制されたとしてもあくまでも一過性のもの。依然倒産多発の懸念を払拭できない厳しい状況になんら変わりない」としている。





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