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巨大な文字が浮かび上がった |
水難事故で亡くなった人や戦没者を追悼する第9回平和と慰霊の祈り「万燈会」(百合山の自然と遺跡を生かす会主催)が15日夜、紀の川市竹房橋下の河原で開かれ、灯籠(とうろう)を並べてつくった幻想的な巨大文字(縦60メートル×横40メートル)が浮かび上がった。
ことしのテーマは、昨年の「空」に続き、空海の「海」。文字の基を書き上げた笠野崇法さんが「水難事故がなくなるように」と穏やかな字体で表現した。会場には、鎮魂の願いを込めた津山流尺八楽会が尺八と琴の演奏を披露し、イベントに花を添えた。
初めて来場したという同市粉河の会社員、森脇梨衣さん(21)は「音楽と灯籠が心地良くて感動しました。平和な世界であってほしいですね」と話していた。
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