2010年08月23日

00.社会

ライブハウスで絵本の読み聞かせ

わかやま絵本の会

語り掛けるように朗読する松下さん

和歌山市新雑賀町のライブハウス「プレゴ」で22日、「おはなしといのりうた」と題した絵本の朗読とライブ演奏が行われた。

親子連れなど約60人が参加。わかやま絵本の会の代表、松下千恵さんが和歌山の民話をおだやかに語り、絵本を大きなスクリーンに映し出すなどしながら朗読した。

「雑賀」など和歌山の地名にちなんだ話や、図書館にまつわる本当にあった少し怖いおばけの話もあり、子どもたちは松下さんの語りに引き込まれるように聞き入っていた。

イベントは、松下さんのラジオ番組を聴いたプレゴのゼネラルマネージャーの中谷一陽さん(29)が「普段若者向けの催しが多い同館を、子どもたちや多くの人にも親しんでもらえる場所にしたい」との思いで、依頼したことがきっかけという。

先日開かれた同会の原画展を訪れてから、絵本に興味を持ったという同市新高町の双子の今西悠登君(5)と駿輔君(同)は、「おこぜひめの絵はすごくきれい。怖いお話もおもしろかったよ」と笑顔だった。また、同市出身の優芽(yuga)さんと、神戸市出身の鈴木俊さんのデュオ「イダトピンガラ」も出演。来場者は幻想的で心地よい歌とピアノの音楽を楽しんでいた。





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