2010年09月09日

00.社会

県は男女総合30位台を狙う、25日から千葉国体

25日に千葉県で開幕する第65回国民体育大会(ゆめ半島千葉国体)に、和歌山県からは30競技・267人の選手が出場する。総合開会式は25日、千葉マリンスタジアムで午後1時51分から行われ、10月5日まで会期前競技となる水泳を合わせて39競技で熱い戦いが繰り広げられる。

県教育庁生涯学習局スポーツ課によると、前年度は男女総合が43位、女子総合は35位と不本意な成績に終わったといい、ことしは、男女総合で30位代を目指している。

同大会で注目されるのは、陸上競技少年男子の九鬼巧君(18)=和歌山北高校=、同少年女子の中尾優里さん(同)=同=。九鬼君は昨年・ことしと全国高校総体100メートルで連覇を達成し、世界ジュニア日本代表にも選ばれている。中尾さんもことしの全国高校総体走幅跳で優勝している。

ほか、昨年の全日本相撲選手権で優勝している冨田元輝さん(22)、昨年の関西相撲選手権で優勝の冨田有輝さん(24)、昨年の全国社会人相撲選手権で3位入賞の関沢英行さんを擁する県庁相撲部が有力。共に前回の国体フルーレ部門で優勝したフェンシング成年男子の山口徹さん(30)=紀伊コスモス支援学校教諭=、坪井浩平さん(25)=桐蔭高校事務職員=と、立命館大学の松尾優樹さ(20)も期待されている。

フェンシング成年女子ではおととしのアジアジュニア選手権で個人優勝を果たした松本伊世さん(21)=日本女子体育大学=、ナショナルチームに所属する西岡詩穂さん(同)=同=、関西学生選手権フルーレで個人優勝した家永妃里さん(同)=朝日大学=が挑み、カヌー成年男子の阪本直也さん(22)=日本体育大学=は昨年の国体200メートルC1で優勝している。

また、昭和63年度第43回京都国体の2巡目国体以降、初めて近畿ブロック大会を勝ち抜き、本大会の出場を決めたバレーボール少年女子、バドミントン競技少年女子に期待が膨らむ。バドミントンは全種別(成年男女、少年男女)で初めてとなる本戦出場。集団競技では第61回兵庫国体以来、 4年ぶりに2種目 (バレーボール少年男女) の出場を果たした。

13日には県民文化会館で、第65回国民体育大会県選手団結団壮行式が行われる。午後5時から。





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