紀の川市の児童がカヌー体験

紀の川市教委は4日、 同市名手市場の那賀B&G海洋センターで毎年恒例のカヌー教室を開き、 市内の小学生13人が参加した。

普段できないカヌー体験を通じ、 挑戦や仲間意識を育んでもらうことが目的。 この日は全3回の初日で、 和歌山市塩屋でカヌースクールを開いているアウトドアショップ 「Eddy」 の四至本茂宏さんが講師を務めた。

子どもたちは初め、 パドルで漕ぐ力の入れ方が分からずに、 舟が左右に振れてしまっていたが、 数分もすると思うように進めるほどに慣れていた。 前進、 後進やストップの仕方などを学んだ。

参加した名手小学校6年、 高橋未来ちゃん (12) は 「楽しかったです。 バックのパドリングが難しかったかな」。

残り2回の教室で、 カヌーに乗りながら綱引きをしたり、 玉入れ競争ができるほどの上達を目指すという。