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ハートのイルミネーション舞台で告白する男性 |
紀美野町神野市場の文化センターで12日、 独身の男女に出会いの場を提供する婚活イベント 「きみのめぐり愛2010~あなたの一歩が素敵な出会いへと~」 が開かれ、 町内外から20歳から40歳代の男女65人が参加した。 バーベキュー、 フリートーク、 天体鑑賞などでムードを高め、 男性が気に入った女性に愛を告白。 ことしは昨年よりも1組多い6組のカップルが誕生した。
過疎化や少子化対策として昨年から始まった婚活イベント。 合併した平成18年、 町人口は約12000人だったが、 現在は約10900人と減少傾向にあり、 イベントに対する期待も大きい。 昨年のカップル5組のうち1組が現在も交際が続いているという。 昨年は役場主体だったが、 ことしは商工会青年部が主管を名乗り出て、 さまざまな企画で男女をコーディネートした。
センターでは開会式の後、 まず男女が向かい合って自己紹介。 緊張しながらも一人1分間でアピールした。 その後、 紀美野町田のセミナーハウス未来塾へ移動。 11人6チームに分かれて金属探知機を使って 「コイン探し」 に挑戦した。 得られた数でバーベキューの肉や野菜セットと交換されるため、 皆張り切っていた。 夜は松ヶ峯のみさと天文台で、 プラネタリウム鑑賞会も開かれ、 さらにムードを高めた。
男女にはあらかじめ 「あいうえお」 などで記号が振られており、 最後に男性が気に入った女性へ投票し、 女性が受け入れた時点でカップルが成立となる。 確率を高めるため、 女性に向けては商工会の女性部が相談おばさんとなり、 気になる男性への交渉も可能というルールで行った。
投票後は男女がハートのイルミネーションの舞台に立ち、 男性から女性へ愛の告白を行った。 誕生した6組には、 赤い糸でつながったハートのキーホルダーと食事券が寺本光嘉町長からプレゼントされ、 寺本町長が 「1組でも多くゴールインしてほしい」 とエールを送った。 実行委員長を務めた青年部の道上喜紀さんは 「素敵な出会いに協力できてうれしい。 ぜひとも紀美野町で暮らしてもらえたら」 と期待を込めた。
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