2010年09月13日

00.社会

2支店統合し狐島に「かほく支店」オープン、JAわかやま

JAわかやまかほく支店

国道26号沿いにオープンした 「かほく支店」

JAわかやま(川口順弘組合長)は13日、 和歌山市狐島に新店舗 「かほく支店」 をオープンさせた。 同地区の野崎湊、 松江の2支店を統合し、 国道26号沿いの表通りに進出させることで利便性を高めた。 農地の減少、 担い手の高齢化など、 時代に合わせた店舗再編事業の一環で、 かほく支店がその第1号店。 2年先をめどに、 従来の29店舗を17店舗に統合していく。

店舗再編では支店を統合するほか、 管内を東西南北、 中央の5ブロックに分けて営農センターも建設し、 支店は金融共済事業、 営農センターは経済事業に特化させて効率化を図る。

かほく支店は、 パチンコ店跡地にことし3月末に着工、 今月7日に竣工式を行った。 重量鉄骨造り2階建て、 延床面積469平方メートル。 建物は白を基調に、 1階の国道に面する側は全面ガラス張りとし、 開放的で清潔感のあるイメージに仕上げた。 1階は相談窓口とATMコーナー、 2階は小会議室と耐火書庫など。 職員数は14人。今後、隣の敷地に「西部営農センター」の建設も予定している。

旧2支店では地区の組合員約1500人を対象としていたが、 新店舗では約1万2300世帯の地域を対象に営業していく。 川口組合長(69)は 「料理教室や講演会など、 さまざまな活動を通して協同組合の良さを地域の人に知ってもらい、 互いに共生できるような事業展開をしていきたい」 と話している。

設計は県農業協同組合連合会(同市美園町、 中西和弥理事長)、施工は(株)小池組(同市六番丁、小池康之社長)。





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