黒江小で歯磨き教室

海南市船尾の市立黒江小学校 (丸谷泰規校長) で小学2、4、6年生を対象にした「歯みがき教室」が開かれ、 児童約160人が正しい磨き方を学んだ。

歯磨きの意識向上などを卒業研究のテーマにしている県立医科大学保健看護学部の学生9人が講師として参加。 「歯と歯ぐきの間」 「歯と歯の裏側」 など汚れやすい4ケ所を紹介し、 「食後、 虫歯菌が増えてくるのは何十分後?」 といった3択クイズも行った。

また、 小学校の歯科検診などで使用されるカラーテスターを使い、 歯がちゃんと磨けているかチェック。 子どもたちは鏡を使ってピンク色に染まった部分を観察し、 よく磨けている部分と磨けていない部分があることを学んだ。

2年生の岩﨑玲君 (8) と久世雅ちゃん (7) は 「洗えてないところが気になった」、 地峯裕雅君 (8) と高尾優凪ちゃん (7) は 「歯がつるつるになっていい気持ち」 と話していた。

同校の卒業生で今回講師を務めた池原由葵さん (22) は 「教室を通じて歯に興味を持ってもらうことができれば」 と話していた。