2010年09月24日

00.社会

振り込め詐欺防止へ、鍼灸(しんきゅう)師らが防犯チラシ配布

和歌山県鍼灸(しんきゅう)師会

チラシを手渡す寺本さん (楽風堂で)

高齢者を犯罪から守ろう。県鍼灸(しんきゅう)師会(萩野利赴会長)と社会福祉法人親和園(名手功理事長)は、鍼灸院の利用者や、同法人の福祉施設利用者など高齢者を対象に振り込め詐欺防止のチラシを配り、犯罪に遭わないよう注意を呼び掛けている。

県警本部では現在、犯罪が起きにくい社会づくりを推進しようと、住民と触れ合う各機関と連携を取り、防犯のネットワークを強化している。同会は県内に82人の会員がおり、同園は、介護福祉施設の運営ほか約500人の高齢者宅へ訪問サービスを行っている。同会らが高齢者と接する機会が多いことから、県警が犯罪情勢に応じたチラシ配布の協力を依頼した。県内では減少傾向ながら、全国で増えているオレオレ詐欺も、被害者のほとんどが高齢者のため、初回は振り込め詐欺防止のチラシを同会と同園へ1000枚ずつ配布。同会や同園の人たちから高齢者の手へ渡る。

市内で鍼灸やアロマトリートメントをする楽風堂を営む、同会広報部長の寺本享央さん(43)は「オレオレ詐欺など高齢者を対象にした犯罪は身近でも聞く。ひとごとではないことを理解してもらえるよう呼び掛けたい」と話していた。





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