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割れないシャボン玉にチャレンジする子どもたち |
海南市大野中の県立海南高校(宮井利治校長)でこのほど、 文化祭「海高祭」が開かれ、多くの親子連れでにぎわった。 同校は文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校。 毎年、 文化祭行事の目玉として小中学生を対象にした科学教室(サイエンスプラン)のほか、 生徒が取り組んでいる研究課題の発表会を開いており、 子どもたちに人気を呼んでいる。
サイエンスプランでは、 「液体窒素~マイナス196度の世界を体験しよう~」 「エアバズーカで遊ぼう」 など13の実験が用意された。 小さい子に人気だった 「割れないシャボン玉体験」 では、 子どもたちが手袋をして、 シャボン玉をポンポンと弾ませて楽しんだ。 シャボン液は生徒が砂糖、 洗濯のり、 湯、 洗剤を混ぜて作った。 「二塩化アジポイル」 と 「ヘキサメチレンジアミン」 を使ってナイロンを合成するコーナーでは、 ナイロン繊維が細い糸となって伸びる様子が紹介された。
圦本真里奈さん (17)、 猪瀬紋花さん (同)、 奥田風香さん (同) は 「説明するのが難しかったけど、 子どもが驚いて喜んでくれ、 自分たちも楽しかった」 と話していた。 体育館内では、 各クラスやクラブがダンスや劇など凝った出し物を発表し、 来場者を楽しませた。
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05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事
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