2010年09月30日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

華岡青洲の切手シート発売

医聖華岡青洲オリジナルフレーム切手シート

きょう発売になる切手

1804年に自らが作った麻酔薬 「通仙散」 (つうせんさん)を使い、 世界で初めて全身麻酔による乳がん摘出手術を成功させた医聖華岡青洲 (現紀の川市出身)。 その生誕250年記念事業の一環として、 同市と岩出市の全郵便局21局で1日、 オリジナルフレーム切手シートが発売される。 30日には紀の川市役所で完成した切手シートの贈呈式が行われ、 郵便局長ら8人から中村愼司市長に手渡された。

切手シート (B5版) は80円切手の10枚つづり。 図柄には青洲が過ごした 「春林軒」 や、 青洲が考案した手術器具 「コロンメス・バヨネット型剪刀」 の写真などがプリントされている。 1200部製作し、 価格は1シート1200円。 贈呈式に出席した紀北地区郵便局長会の久保守会長 (国吉郵便局長) は 「全国的にも有名な華岡先生をたたえることができて光栄です。 切手も人気が出ると思います」 と話していた。

このほか生誕250年記念事業として、 2日から31日まで同市西野山の青洲の里で特別展が開かれるほか、 生誕日の23日には同市粉河の粉河ふるさとセンターで記念シンポジウム、 24日には青洲の里をメーン会場にした恒例の 「青洲まつり」 が予定されている。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif