2010年10月10日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

慶風高の生徒が柿の収穫体験

慶風高校

柿の収穫を体験する生徒

生徒に農業の楽しさや厳しさを学んでもらおうと、 紀美野町田の慶風高校 (田原サヨ子校長) はこのほど、 同町三尾川の畑で柿の収穫体験を行った。

生徒46人が参加。 地元の特産品である柿について、 栽培から収穫まで一連の流れを学ぶ授業の一環。 地元農家の浦野静範さん (60) の協力で実施した。 6月にも浦野さんを講師に迎えて学習しており、 今回は浦野さんの畑で 「刀根早生」 を収穫した。

生徒たちは浦野さんから 「へこんでいるヘタの部分をはさみで切ります」 と採り方を教わり、 専用のはさみや脚立を使い、 傷つけないように収穫していった。 中には柿の木を初めて見た生徒たちもおり、 取れた柿をじっくり眺めたり珍しそうにしていた。 柿は店に並ぶころ熟すように、 あえてやや青めのものを選んだ。 この後、 炭酸ガスで約20時間置くと黄色く色付いていくという。

2年生の大瀬翔人新生徒会長(17)は 「柿を収穫するのは初めてなので、 農家の大変さも分かり良い体験ができた」。 浦野さんは 「柿はミカンと違ってあまり若い子にはなじみがない。 町の特産品を身近に感じてもらえればうれしいですね」 と話していた。





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