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紀伊国屋文左衛門に扮(ふん)し県産果樹をPRする仁坂知事 |
果樹王国和歌山の秋の味覚をご賞味あれ。 県と県内JA関係者らがこのほど、 東京・山手線の主要3駅で生産量日本一を誇るミカン、 梅、 柿をPR、 主婦ら江戸庶民に大判振る舞いし喜ばれた。
首都圏 「駅ナカ」 で一般消費者を対象にした県産果樹PRの初の試み。 仁坂吉伸知事も紀州出身で元禄時代の豪商、 紀伊国屋文左衛門に扮 (ふん) して各ブースを回ってトップセールスし笑顔を振りまいた。
PRを行ったのは品川 (ミカン)、 渋谷 (梅)、 有楽町 (柿) の3駅。 駅構内などに特設ブースを設けて袋詰めにしたミカンなどを無料配布。 また、 各ブースでジャンケン大会やクイズ大会を開催しプレゼントを贈呈した。
県食品流通課によると、 今夏は猛暑の影響で果樹の生産量は例年と比べて少ないが、 紀の川流域の柿は特に一段と甘みがあって美味。 各ブースでは大勢の人が列をつくり、 買い求めた。 同課は 「用意したミカンや柿はあっという間になくなり大好評でした」 と話している。
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