2010年11月05日

00.社会

児童虐待防止の講演会

講演する柳川敏彦教授

講演する柳川敏彦教授

和歌山市は4日、 同市手平の和歌山ビッグ愛で子育て創生事業講演会・シンポジウム 「わたしを見つけて!(子どもたちの小さな叫びに気づいてください)」 を開き、 県立医科大学保健看護学部の柳川敏彦教授が 「子育てにおけるしつけと虐待」 をテーマに基調講演した。

11月の児童虐待防止推進月間にちなんだイベント。 柳川教授は、 子どものせいで腹立たしい、 恥ずかしい思いをしたことはないか▽怒鳴って言うことを聞かせようとしたことはないか▽子どもが嫌になったことはないか▽配偶者らとしつけについてもめたことはないか▽(子育てで)自分を責めたことはないかを 「子育てのわな」と定義し、 「普段の生活の中に虐待につながるわながある。 子どもの権利を犯すものは虐待だ」 と訴えた。

その上で、 前向きな子育てをするために、 「安全に遊べ、積極的に学べる環境を提供し、 一貫した分かりやすいしつけが大事。 過剰な期待感を持たず、 子育ての中で自分の時間も大事にして」と述べた。





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