2010年11月08日

02.政治・経済

観光立県へ決意新た

会場内を練り歩く 「笑い祭」 の行列

会場内を練り歩く 「笑い祭」 の行列

魅力ある観光地として和歌山を盛り上げていこうと、 県・県観光連盟は7日、 和歌山市の県民文化会館で、 「わかやま観光立県宣言セレモニー」 を開き、 県内から集まった約1800人が観光振興への意識を新たにした。 ことし4月に施行された 「県観光立県推進条例」 の中で定めた 「観光週間」 (7~13日)の初日。 県内の伝統芸能や紀州よさこい踊りの演舞などが披露され、 盛り上がった。

日高川町にある丹生神社の奇祭 「笑い祭」 の行列の再現で、幕開け。 顔に「笑」の文字をほどこした 「鈴振り」 という役が 「笑え笑え」 とはやし立て、 はかま姿の男たちが大笑いしながら会場を練り歩き、 盛り上げた。

そのほか、 那智勝浦町の 「那智の火祭り」 で奉納される舞踊や、 和歌山市内でおなじみの 「おどるんや~紀州よさこい祭り~」 の代表チームなども登場。 和歌山出身の演歌歌手、 坂本冬美さんのミニライブもあり、 セレモニーに花を添えた。

仁坂吉伸知事は 「高野山や熊野古道など、 和歌山は枚挙にいとまがないほど遺産を持っている。 せっかくの資源に我々が磨きを掛けなければ。 おもてなしの心を持ち、 県民が立ち上がることを推進すべく、 立県を宣言します」 と高らかに述べ、 会場は大きな拍手に包まれた。

同週間に関連し、 県内の宿泊施設や土産店143施設では、 30日まで 「あったか和歌山おもてなしキャンペーン」 を実施。 スタンプラリーや現金の当たるキャンペーンなど、 総ぐるみで観光客の誘致に力を入れている。





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