2010年11月09日

03.スポーツ

桐蔭が52年ぶり優勝へ王手、全国高校サッカー県大会

3点目を奪った桐蔭井上

3点目を奪った桐蔭井上

第89回全国高校サッカー選手権県大会の準決勝2試合が6日、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で行われ、第1試合は桐蔭が和歌山工を延長の末3―1で下した。第2試合は和歌山北が初芝橋本に1―2で惜しくも敗れた。桐蔭は52年ぶりの優勝を目指す。決勝は14日、同競技場で午後1時35分から行われる。

◇第1試合
0―1で迎えた桐蔭は後半に反撃。後半21分に右からのコーナーキックを中央の混戦から中野が決め同点とした。両チーム決着は付かず勝負は延長戦へ。延長後半3分、右サイドでボールを持った田又から福原にパスが渡り、これを福原がドリブルからシュートを決め逆転した。さらにその1分後、田又のクロスに井上が頭で合わせて3点目。貴重な追加点となり勝負を決めた。
和工は、FW西村が持ち前のスピードを生かした攻撃で何度も好機を生み出した。均衡が破れたのは前半31分、左サイドから星本が中央の和田にパス。これを和田がきっちりゴールに沈めて先制した。しかし、後半に同点とされ、延長戦では2失点。決勝進出はならなかった。

◇第2試合
和歌山北は前半30分、右サイドからの井川のクロスに長身FW谷口が頭でたたき込み先制。後半は完全に初芝にペースを握られ防戦一方の展開が続いたが、キーパー平井の好セーブも飛び出し、猛攻を跳ね返した。しかし、ロスタイムに同点を許し、1分後、左サイドを崩されまさかの失点。全国の夢はかなわなかった。





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