2010年11月09日

03.スポーツ

全国高校駅伝県予選、男子は和北が独走3連覇

大会新で快走の1区寺内から2区谷山にタスキを託す(和北)

大会新で快走の1区寺内から2区谷山にタスキを託す(和北)

男子第61回・女子第22回全国高校駅伝競走大会県予選が7日、日高川町で行われ、男子(7区間42・195キロ)は和歌山北が1区から独走、全区間の区間賞を奪い大会記録に1秒差まで迫る2時間9分15秒で3連覇を達成。4位には桐蔭、5位に海南、6位に和歌山工が入った。女子(5区間21・0975キロ)は日高が1時間14分53秒で制し、海南が2位と健闘したほか5位和歌山北、6位桐蔭と和歌山市勢が続いた。

男子はオープンの4チームを含む18チームが参加。スタートから和北・寺内が飛び出し日高・塩路、桐蔭・田伏らが追う展開となった。寺内は他の選手を寄せつけず2位に1分19秒差をつける断トツの強さで花の1区を駆け抜け、大会記録を塗り替える力走で2区谷山にタスキをつないだ。2区谷山はリードを保ち、追う日高・三浦と同記録で区間賞を獲得した。

3区田林からは確実にリードを広げ、2位に3分以上の差をつけアンカーの榎坂がゴール。その時点で5チームが前の区間を終了していないという圧勝で3年連続15回目の都大路を決めた。

オープン1を含む9チームが参加した女子は、1区でトップに立った日高・岡崎をわずか2秒差で桐蔭・松下が追い、海南・大澤、神島・古久保が続いた。日高は2区・宮崎が2位以下を1分以上引き離す快走でトップを確保、そのまま逃げ切り3年連続3回目のVを飾った。上位争いでは海南が中盤から才力、向薮が追い上げ、アンカーの大亦が区間賞に輝き2位に入った。

優勝した和北男子、日高女子は12月26日に京都市で開催される全国大会に出場するほか、男女それぞれの上位6校は今月21日に滋賀県東近江市を会場とする近畿大会の切符を手にした。

1区寺内(和北 )が大会新
【男子】
《総合》1和歌山北2時間9分15秒2日高2時間12分53秒3田辺工2時間17分10秒4桐蔭2時間17分28秒5海南2時間18分2秒6和歌山工2時間19分21秒7田辺8熊野9耐久10神島11和高専12紀央館13星林・和歌山商2時間34分52秒14箕島▽オープン=和歌山北A2時間13分46秒※日高2時間17分32秒※和歌山北B2時間18分44秒※桐蔭2時間30分44秒
《区間記録》◇1区10キロ=1寺内將人(和北)30分1秒大会新3田伏雅也(桐蔭)31分50秒◇2区3キロ=1谷山誠(和北)8分46秒◇3区8・1075キロ=1田林希望(和北)25分12秒3中谷友紀(和工)26分26秒◇4区8・0875キロ=1高橋惇(和北)25分0秒◇5区3キロ=1湯川智史(和北)8分45秒3須田智之(桐蔭)9分25秒◇6区5キロ=1塩路直暉(和北)15分40秒3宮脇工(桐蔭)18分25秒◇7区5キロ=1榎坂侑哉(和北)15分51秒2永田拓也(桐蔭)16分3秒
【女子】
《総合》1日高1時間14分53秒2海南1時間16分14秒3笠田1時間16分28秒4神島1時間17分23秒5和歌山北1時間19分7秒6桐蔭1時間22分1秒7耐久8熊野▽オープン=日高
《区間記録》◇1区6キロ=2松下ひろみ(桐蔭)20分8秒3大澤茉衣子(海南)20分40秒◇2区4・097キロ=3井澗綾(和北)14分36秒◇3区3キロ=2才力礼佳(海南)10分49秒3紀野晴香(和北)10分58秒◇4区3キロ=2向藪花純(海南)11分0秒◇5区5キロ=1大亦彩芽(海南)18分37秒





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