2010年11月16日

03.スポーツ

信愛女子5連覇、県高校秋季バスケ

100点目のシュートを決める信愛・岡田

100点目のシュートを決める信愛・岡田

第47回県高校秋季バスケットボール選手権大会・第41回全国高校選抜優勝大会県予選会が14日まで、和歌山市中之島の県立体育館を主会場に開かれ、女子決勝では和歌山信愛女子短大付属高が112―58で田辺を破り5連覇を飾った。 男子決勝は初芝橋本が89―58で終盤粘りをみせた和歌山北を振り切り15年連続Vを達成した。 両優勝チームは12月23日から東京体育館で開催されるウインターカップに出場する。 しんぽう写真館はこちらから

〈女子決勝〉信愛112(27―15、23―13、26―21、36―9)58田辺
〈男子決勝〉初芝橋本89(22―18、17―4、25―9、25―27)58和北

信愛はチーム1の長身酒井がけがでフル出場できない厳しい状況で臨んだが、 主将の種村を中心に選手一人一人がいつも以上に意識を持ってプレー、 試合は初戦から準決勝まで3試合すべて100得点以上を挙げる圧勝でパワーの違いを発揮した。

田辺との決勝は第20回以来27年ぶりで、 ともに1勝1敗で迎える3回目の顔合わせとなったが、 信愛は開始早々に前田のシュートで先制するとスピードを生かした吉永や種村の果敢な攻撃もさえ、 第2クオーターを終えて50―28で折り返した。 第3クオーターは田辺の奮起に苦戦する場面もあったが、 鳥渕の速攻や勝負どころでの落ち着いたプレーが相手の反則を誘い3人連続でフリースローを得るなど確実にリードを広げた。 第4クオーターでは酒井も登場、 チームメートが混戦を避けるために放った3ポイントシュートも効果的で、 岡田が100点目となるシュートを決めると応援団の声援もひと際大きかった。 終盤まで信愛の積極的な攻めが田辺に反撃を許さず24回目の優勝カップを手にした。

信愛の宮本コーチは 「2年間積み重ねてきたものが、 主力のけがで1からのスタートとなったが、 選手たちにはプラス効果もあった。 ディフェンスに課題はあるが、 全国ではベスト16から8を目指し、 これから1カ月でチームを仕上げたい」 とした。 種村主将は 「県での優勝を、 全国につなげように頑張る。 目標はベスト16」 と笑みがこぼれた。 信愛のメンバーは次の皆さん。

コーチ=宮本浩次▽Aコーチ=石川祐子▽主将=種村風花▽選手=前田里彩、 二俣はるな、 鳥渕三紗浦、 酒井茜音、 井上聖、 吉田絵美、 岡田珠侑、 幸前逸美、 吉永実紗子、 川畑鈴佳、 入口楓、 海老由佳梨、 川畑涼香、 中谷安季





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