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笑顔で呼び掛ける中学生たち |
年末年始特別警戒(1月10日まで)の一環で、 和歌山東署は3日、 JR和歌山駅西口で、 同署管内の中学校8校の生徒、 若者を中心とした防犯ボランティア団体 「きのくに守り隊」 ら約50人の協力を得て、 自転車盗や万引防止の啓発用グッズ約1500個を配った。
年末年始は、 さまざまな犯罪が多発する傾向にあるため、 振り込め詐欺など3種類の啓発用ポケットティッシュを配布。 中学生たちは 「みんなでつくろう安心の街」 「犯罪のない年末年始を」 などと書いた同署や県警本部の署員手作りのプラカードを掲げ、 「犯罪をなくしましょう」 と大きな声で呼び掛けていた。
街頭啓発活動に初めて参加した市立城東中学校2年、 木下亜子さん(14)は 「電車とかでお年寄りがいてるのに、 騒いでるのは良くないと思う。 笑顔で渡してみんなに分かってもらいたい」、 同団体隊長の藤原篤さん(22)は 「放置自転車は風が強くなったりすると危ないので気を付けてほしい。 皆さんがいい新年を迎えられたら」 と話していた。
同署管内の刑法犯認知件数は10月末現在、 前年同期比523件減の2144件と減少傾向だが、 11月単月では前年同月比で増加傾向だったという。
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