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「アジサイでいっぱいのまちにしようね」と子どもたち(加太小で) |
加太のまちをもっと元気にしたい。和歌山市加太の市立加太小学校(堀優子校長、児童143人)の、地域の人と協力して地元愛を深めようという活動が大詰めを迎えた。「自分たちで育てた花を飾る」「加太のおすすめスポットを記したマップ制作」「注意を呼び掛ける看板設置」などの取り組みで、ことし中にすべて完成させる予定という。
地元を元気づけようとする同活動は1学期から2学年が1チームとなり、加太観光協会と共に取り組んでいる。
6日には、加太駅から淡嶋神社までの約1・5キロ区間に1、2年生36人が育ててきた36鉢のアジサイを住宅前などに設置した。
アジサイは県植物公園緑花センター(岩出市)の枝を譲り受けた同観光協会青年部長の稲野雅則さん(37)が毎年、子どもたちに贈っているもので、ヤマアジサイ、エゾアジサイなど全13種類。来年5、6月ごろにはきれいな花を咲かせるといい、たくさんの種類があるため、子どもたちは、「どんな花が咲くのか今から楽しみ」と心待ちにしている。
子どもたちは自分の植木鉢に好きなキャラクターや動物、食べ物の絵を描き、「早く咲いてね」「きれいになってね」などのメッセージも入れてかわいくアピール。今後、鉢と一緒に設置場所の住人と写真を撮るなど交流も深めていく予定だ。
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