2010年12月13日

03.スポーツ

小倉さんのサッカー教室

食にまつわるエピソードを紹介する小倉さん㊧と成田さん

食にまつわるエピソードを紹介する小倉さん左と成田さん

JA和歌山中央会が主催する 「JA食農教育セミナー~みんなでよい食めざせJリーガー~」 が11日、 和歌山市の西松江緑地で開かれ、 元日本代表の小倉隆史さんが食生活トークショー、 親子サッカー教室のスペシャルコーチを務めた。

次世代を担う子どもたちに 「食」 への関心や大切さなどを理解してもらい、 サッカーの基本テクニックやプロの技を教えてもらおうと実施。 ことしで3回目を迎えた同セミナーには、 県内の小学生約100人とその保護者が参加した。

トークショーでは、 小倉さんのほか、 管理栄養士・調理師の成田厚子さんが講師となり、 日本型食生活の重要性を講演。 小倉さんは自身の子ども時代を振り返り 「家にはお茶か牛乳しか置いてなかった。 毎日牛乳を飲んだおかげで、 今まで骨折したことがない」 と説明し、 「子どものころから両親に好き嫌いをさせてもらえなかった。 そのおかげで嫌いなものがない」 と話した。 現役時代は日常的にサラダを食べ、 天ぷらは衣を取ったというエピソードも披露。 参加者らは興味深く耳を傾けていた。

親子サッカー教室では、 「考えないとサッカーはうまくならない」 ことからボールを頭上に投げて落下するまでに頭、 肩など複数個所を触って捕球する 「頭の整理の運動」 を実施。 リフティングで正確にボールを扱う練習に取り組んだ。 各学年の保護者と子どもが対戦したミニゲームでは、 小倉さんも保護者チームで参加。 元日本代表の魅せるテクニックに、 会場からは歓声が沸き上がっていた。 終了後、 小倉さんは 「楽しんでサッカーをやってほしい。 僕も指導者を目指して頑張るので、 みんなもJリーグ、 日本代表を目指して頑張って」 とエールを送った。

和歌山市の寺西由憲さん(42)は 「近くで見るとトラップやパスの基本的な事が自然で、 すごかった。 あこがれの人とプレーできて楽しかった」、 サッカー未経験の玄遥君(7)は 「シュートが早くてびっくりした。 サッカーを始めたくなった」 と話していた。





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