遙洋子さんが海南で講演

人権週間に伴い、 県人権啓発活動ネットワーク協議会はこのほど、 海南市日方の海南保健福祉センターで 「人権のつどい」 を開き、 約400人が人権についてあらためて考えた。

タレントで作家の遙洋子さんが特別講師となって 「脱 介護神話」 をテーマに講演。 遙さんは認知症の父の介護と仕事を両立してきた日々を振り返り、 父の死と向き合う中で感じた家族とのきずな、 介護や人権の大切さなどを訴えた。

「全国中学生人権作文コンテスト和歌山大会」 の表彰式も行われ、 最優秀賞には和歌山大学教育学部付属中学校1年の大西弘美さんの 「ありがとうの桃」 が選ばれた。 大西さんの作品は、 中央大会で法務省人権擁護局長賞を受賞。 ことしは同コンテストに県内73中学校から9123編の応募があった。