2010年12月15日

03.スポーツ

全日本バレー高校選手権、開智、信愛壮行式

第63回全日本バレーボール高校選手権大会に出場する開智高校と和歌山信愛女子短期大学付属高校の選手の壮行式と表敬訪問が14日、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国と市役所庁議室で行われ、各校の主将が大舞台での活躍を誓った。 ことしから大会名が改名され、3年生も大会に出場できるようにルールが変更。 3年生を含む両校計49人(2人マネジャー)が出席した。

壮行式では、 仁坂吉伸知事が 「苦しいと思ったときは、 和歌山県で応援してくれてる人がいることを思い出して頑張ってほしい」 とあいさつ。 各校の選手紹介があり、 開智の近藤信隆校長は 「16年連続出場という自信と誇りを胸に頂点を目指したい」、 信愛の森田登志子校長は 「和歌山で唯一の女子校として、 一戦ずつ心を込めて戦っていきたい」 と意気込みを語った。

選手代表あいさつで開智3年の和中謙治主将(18)は 「応援してくれる人たちのためにも日本一厳しいチームをつくりたい」 と意気込み、 信愛2年の原まなみ主将(17)は 「全員が力を合わせて最後まであきらめず、 一つでも多く勝てるように頑張ります」 と話した。

市役所では、 開智の福井將人監督が 「3年生の集大成となる大会。 インターハイではベスト16、 国体では1回戦敗退。 悔しさが残っている。 選手たちはきっとやってくれます」 とし、 選手たちは 「練習の成果を発揮したい」 「応援してくれる人のためにも勝ちたい」 などと抱負を述べ、 和中主将は 「今まで頑張ってきた。 日本一を目指したい」 と目を輝かせた。

信愛の田村学監督は 「スーパースターはいないが、 レギュラー以外の選手たちの力が大きいチーム。 どこまでできるか分からないが、 頂点を目指すつもりでやりたい」 と力強く述べ、 原主将は 「コートの中以外の人も同じ気持ちを持って一つのボールをつなぎたい」。 大橋建一市長は 「大会は厳しいものになるだろうが、 強敵相手に力を出し切ってほしい」、 大江嘉幸教育長は 「県や市、 そして仲間、 家族のために日本一に向かって頑張ってほしい」と激励した。

大会は1月5日、 東京都の東京体育館で開かれ、 開智は岡山代表の岡山東商業高校、 信愛は福岡代表の誠修高校と初戦で対戦する。





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