2010年12月15日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

旧美里町裏金問題で町民が検察審に申し立て

旧美里町裏金問題で町民が検察審に申し立て

申立書を提出後、 会見に臨む山崎弁護士右ら

旧美里町 (現紀美野町) の裏金問題で、 業務上横領の罪に問われた段木晃元町長 (63) が不起訴処分とされたことを不服として、 町民5人が15日、 和歌山検察審査会に審査の申し立てを行った。

会見では申立代理人の山﨑和友弁護士が経緯を説明。 申立人の一人、 同町神野市場の狩谷陽三さん (59) は 「公のために使われているという確証があって初めて税金を納められる。 町長の選挙のために使われるなど民主主義の崩壊につながり、 全く納得できない」 と憤った。

申立書によると、 段木元町長は町長に在職中、 総額約2億4000万円の旧美里町の裏金を町のためではなく友人や支持者の利益のために支出し、 町に損害を与えたとしている。 昨年12月に町民119人以上が告発したが不起訴処分となっていた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif