2010年12月17日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

2月のイベントへひな人形各地から続々

県内から持ち込まれたひな人形

県内から持ち込まれたひな人形

来年2月1日から3月3日まで、 JR海南駅など海南市内3会場で開かれる初のイベント 「紀州海南ひなめぐり」。 本番に向けて同実行委 (東道実行委員長) がひな人形を募集しており、 告知から1カ月足らずで約800体の人形が続々と集まり、 実行委はうれしい悲鳴を上げている。

市伝統の 「紀州雛」 を生かしたまちづくりイベント。 市を活気づけようと、 地元有志が実行委を立ち上げ、 ひな人形を集める告知を行ってきた。 期間中は駅や駅前商店街に数百体のひな人形を展示する計画という。

ひな人形は同市のほか、 和歌山市、 岩出市、 橋本市、 湯浅町など県内各地から集まっている。 年代物から段組みのひな人形まであり、 海南駅構内の物産観光センター (かいぶつくん) の倉庫など3カ所で保管。 一般から集まった約400体のほか、 「ビッグひな祭り」 で有名な徳島県勝浦町の団体からも約400体を譲り受けた。 日ごとに増えてくるため、 今後は保管場所も考え、 下津のミカン蔵を貸してもらう予定。 現在は出荷で忙しいがピークを過ぎればスペースが空くという。

無料で台や箱ごともらってもらえるため、 処分に困っていた人などにも好評。 持ち込む人の中には、 「自分の家のひな人形が飾られるのが楽しみ。 また会いに来ます」 という人も。 かいぶつくんでは、 メーンイベントとして約500体を使った展示を企画中で、 コンテナ約480個を使い、 8段組みの巨大ひな段を作って飾る。

実行委の東委員長は 「たくさんのひな人形が集まり本当にありがたいこと。 今後、 もっともっと集めていきたい。 イベントを通じて海南市の良さを再発見してもらいたいです」 と話している。

ひな人形は現在も種類を問わず募集中。 詳しくは同実行委(TEL080・3840・0740)か海南物産観光センター(TEL073484・3233)へ。





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