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県北部を震源とする地震が26日から28日までの3日間で続発し、「大きな地震の前触れか」と年末の押し迫った時期に市民の不安が広がっている。
震度は、27日午後3時20ごろに海南市などで観測した「3」(マグニチュード3・3)が最大。これ以外は震度1の微弱なものが和歌山市などで5回発生しているが、26日午後11時11分と12分には続けざまに起こり、テレビの地震速報を不安そうな表情で見守る人が多かった。
この地震での津波の心配はなく、国などから特別な警戒を促す通達なども出ていないが、大地震の前には「前震」(ぜんしん)と呼ばれる小さい地震が続くことがあり、市総合防災課は「万が一に備えて、日ごろから準備をしてほしい」と呼び掛けている。
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