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大橋市長から訓示を受ける幹部職員たち (和歌山市役所で) |
ことしも残すところあと一日。 28日には県庁や市町村役場などで仕事納め式が行われ、 一年を総括するとともに新年への気持ちを引き締めていた。 ことしは中国漁船衝突問題などで国政への失望感が高まり、 県内でも人口が100万人を切るなど暗い話題が目を引いたが、 向陽の36年ぶりセンバツ出場、 日本とトルコとの友好120周年、 阪和道和歌山北ICの開通など明るいニュースもあった。
和歌山市 市役所では、 大橋建一市長が大会議室で課長職以上の幹部職員170人を集めて訓示。 ことし8月までの2期8年は財政を立て直すことに全力を尽くしたとし、 「すべての職員の尽力と市民の理解と協力があったからできた」と感謝した。 ことしも数人の職員が刑事事件を起こしたことに触れ、 「全体の奉仕者としての責務をいま一度思い起こし、 二度と起こさないように決意を新たにしてほしい」と注意を喚起し、「激務で疲れた体をしっかり休めてほしい。 一年間ご苦労さまでした」 と述べた。
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県庁 式は正庁で行われ、 課長以上の約130人が参加。 仁坂吉伸知事は職員のことし1年の働きに感謝し、 11月の知事選で当選したことについて 「県民の皆さんに職員4000人がこれまでやってきたことを認めていただいたということだ」 と振り返った。 その上で 「県民の期待は私に対する、 また私の率いる県職員に対する期待だと考えていただきたい」 とし、 「もっと改善するところはないか、 もっと新しく付け加えることはないかと自問自答し、 年末年始の休みの間にじっくり考えてもらいたい」 と呼び掛けた。
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