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仲よく教え合う生徒の姿も |
和歌山市太田の県立向陽中、高校(板橋孝志校長)で5日、県立校としてひと足早く始業式にあたるアセンブリが行われ、中学生239人、高校生950人が気持ちを引き締めた。板橋校長(60)は 生徒たちを前に「年の初めに自分を見つめ直し、誠実に努力することを求める」と言い、受験生には「焦らず慌てず、あと2カ月高校生活を送ってほしい」 と激励した。
10日後にセンター試験を控えた3年生の教室では、掃除を終えた生徒らが参考書などを広げ、机に向かって自習に励む姿が見られた。理工学部のある大学を受験する井本百唯乃さん(17)は 「飛行機を造って有名になる夢をかなえるため、まずは大学へ入れるよう頑張りたい」 と気合十分だった。
3学期始業式などは、公立高校全日制で5日に向陽が1校、6日に桐蔭など5校、7日に11校、11日に18校4分校で実施。定時制は11日に10校2分校、通信制は陵雲が9日に行われる。
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