2011年01月07日

00.社会

今冬火災の死者4人に

昨年末からことしに入り、和歌山市内で火災による死者が相次いでおり、和歌山市消防局は 「冬は火気を取り扱う機会が増える。死者が出ている事態を把握して、十分に気を付けてほしい」 と呼び掛けている。

平成21年末から昨年10月まで10カ月連続で火災による死者はなかったが、昨年11月に1人、12月に1人、ことしに入ってからはすでに2人が死亡している。

昨年の死者2人は92歳女性と82歳男性。それぞれ自宅で出火しており、家屋は全焼、火災の原因については分かっていない。2人は足が不自由で、逃げ遅れたとみられている。ことしの元日に死亡したのは60歳女性で、自宅は木造平屋建て住宅で全焼、ストーブの置いていた付近が特に燃えていた。女性は姉(68)と2人暮らしで、目が見えなかったといい、逃げ遅れたとみられている。

火災による4人の死者は高齢者や身体障害者などであることから、同局は現在、効果的な火災対策はないかと模索しているという。同局は 「古い電気製品の取り扱いや、この季節ならストーブの給油に注意するなど日ごろから防火意識を持ってほしい」 と話している。





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