2011年01月07日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

千葉ロッテ2位入団南投手の激励会

「塩津に恩返しを」と目標を語る南投手

「塩津に恩返しを」と目標を語る南投手

昨年千葉ロッテマリーンズにドラフト2位指名で入団した、 海南市下津町塩津出身の南昌輝投手 (21) =埼玉県・立正大学硬式野球部=の激励会が6日、 地元で開かれた。 南投手のプロ入りを祝おうと、 多くの住民らが集まり、 温かい拍手が送られた。 南投手は 「プロとして活躍し、 塩津に恩返ししたい」 と意気込んだ。

激励会には、 父の良継さん、 母のさゆりさんをはじめ、 脇所武夫区長、 地元選出の尾崎要二県議会議員、 元プロ野球選手の島本啓次郎さん、 住民ら100人が参加。 尾崎議員は 「自信を持ってプロの世界で活躍してほしい」、 島本さんは 「自分が一番や その気持ちを大事に塩津魂で頑張れ」 とそれぞれエールを送った。 花束が贈呈され、 南投手は 「プロ入りするのがゴールじゃない。 入団してから努力し、 恩返しになるように活躍したい」 と目標を語り、 同区と塩津小学校それぞれに直筆サイン色紙をプレゼントした。 また、 会場にいる全員で南投手の活躍を祈願した。 良継さんは 「グラウンドでは負けず嫌いだった。 慌てず焦らず、 けがしないように一歩ずつ努力してほしい」 と温かい目でわが子を見つめていた。

南昌輝選手は平成元年1月18日生まれ。 右投右打。 身長182センチ、 体重88キロと恵まれた体格を生かした右の本格派。 最速150キロを超える直球のほか、キレ味の鋭いフォーク、カーブ、スライダーなど変化球も多彩。 塩津小学校、下津二中学校、 県立和歌山商業高校へ進学。 高校生では甲子園出場こそ果たせなかったが、 3年生の春に近畿大会4強入りと活躍。 埼玉県の立正大学へ進学後は1年生から力を発揮した。 2年生にはエースとして活躍し、 3年生の秋季リーグ戦では3試合連続完投勝利を成し遂げ、 リーグ制覇に貢献。 MVP、 最優秀投手賞を受賞した。





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