2011年01月07日

00.社会

孫市の会が市駅前にアンテナショップ

居城の前でグッズをPRする森下会長とまごりん

居城の前でグッズをPRする森下会長とまごりん

いつでも会いに行ける武将にしたい。 まちづくりに取り組む市民団体、 孫市の会(森下幸生会長)は7日、 和歌山市杉ノ馬場のビジネスイン南海1階をグッズ販売と展示の情報発信地・アンテナショップ、 紀州雑賀 「孫市城」 として正式にオープン。 同会は今後、 「いつでも会える」 をテーマにさまざまな形でPRしていく。 森下会長(54)は 「ここを出発点に頑張っていくのでよろしくお願いします」 とあいさつした。

孫市城では同会のマスコットキャラクター、 まごりんの公認携帯ストラップ(500円)や、 「雑賀衆」 「孫市」 の文字と、 鉄砲の絵などが描かれたタオル(1000円)など人気商品を販売するほか、 手作り甲冑(かっちゅう)や写真パネル、 ポスターなども展示している。 また、 発砲音を楽しめる模擬火縄銃の体験(1回100円)もある。 基本的には午前10時から午後5時まで、 不定休(イベント出陣時は休みとなる)。

同会は7年前、 和歌山市の中心地を雑賀衆で盛り上げようと開いた 「孫市まつり」 を機に発足。 県内外に会員がおり、 100人程度が参加している。 森下会長は、 平成15年夏、まごりんややたっちなどキャラクターが完成するも、 「実際に市民に見てもらわないと孫市をイメージできない」 と手作り甲冑を作ったという。 現在では40着以上の甲冑で、 各地のイベントを盛り上げている。 同会はこれまで、 市内の小学校でのワークショップ、 甲冑隊の演武のほか、 名古屋、 彦根、 横須賀など全国各地を飛び回りPR。 ことしも3月27日の孫市まつりを前に、 イベントのない時でも会いに来てもらえるようにと、 甲冑の一般レンタルなどを企画していくという。

オープン初日の7日、雑賀衆は 「味方につければ必ず勝ち、 敵に回せば必ず負ける」 という縁起が良いいわれにちなんだ、まごりんの携帯クリーナーが来場者に配られ、 まごりんと森下会長により除幕の開店セレモニー。 イベントでは、 ロックバンド 「THE・BEAT」 の岡村康司さん(53)の歌や火縄銃の演武などもあった。





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