2011年01月12日

00.社会

伏虎校区の小中一貫校、2月めどに協議会設置

和歌山市立本町、城北、雄湊の3小学校と伏虎中学校を統合し、新たに小中一貫校(9年生)を新設する案が持ち上がっていることに関し、和歌山市の大橋建一市長は、2月をめどにPTAや学校関係者、識者などで構成する 「伏虎中学校区学校適正規模化推進協議会」 (仮称)を設置することを明らかにした。学校の新設時期や小中一貫の導入など具体的な計画を策定するといい、地域からわき起こった運動が実現に向けて動き出した。

伏虎中学校区にある3小学校は、雄湊小で6年生に2クラスあるほかは、全学年1クラスずつしかなく児童数の減少が目立っている。人数が少ないためにさまざまな教育活動が縮小するなどの影響が出ているという。

保護者らから 「4校を統合して小中一貫校をつくれないか」という案が浮上し、育友会メンバーらが平成21年に「伏虎中学校区4校協議会」 を組織したことで具体化。これまで市教委に対して、平成26年4月開校を求める要望書を提出するなど運動を進めている。

大橋市長は、学校適正規模化の方針を定めて具体的な取り組みに着手するとし、 「学校は子どもたちへの教育の場であるとともに、地域の大切な施設。保護者や住民の理解や協力なくして進めることができない。市は情報提供に努めるとともに、さまざまな意見を参考にしながら、教育環境の充実に努めたい」 と話した。





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