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眼鏡なしで新聞が読める矢倉さん |
競輪が大好きで、和歌山市の競輪場まで毎日のように一人で車を運転、 また眼鏡なしで新聞が読める紀の川市穴伏のスーパーおじいちゃん、 矢倉萬壽治(ますじ)さんが18日で100歳を迎えた。 近所でも「驚くほど健康」と大評判だ。
自宅では2階で寝起きし、 毎日階段を上り下り。 朝はトーストと目玉焼きを自分で焼くのが日課と、 何でも一人で済ませてしまうという。 視力は裸眼で0・8と若者顔負け。 その元気さが話題になり、 5年前には関西でおなじみのテレビ番組 「探偵! ナイトスクープ」 にも出演した。
矢倉さんは明治44年に現在の地区で生まれ、 若いころは市バスの運転手や電気工などをしていた。 現在も一反の桃畑を管理。 車の運転は次の免許更新の101歳で終えるという。
好きな食べ物は焼き肉。 健康の秘訣(ひけつ)については 「好き嫌いなしに何でも食べる。 ちょっと調子が悪いと思ったらすぐに病院に行くことかな」 と笑顔で教えてくれた。
同市に住民登録している100歳以上は20人 (昨年末現在)。 県内は450人 (昨年9月現在) となっている。
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