2011年01月19日

00.社会

紀三井寺で大般若経転読法会

大般若経転読法会で経巻を繰り落とす僧侶たち

大般若経転読法会で経巻を繰り落とす僧侶たち

和歌山市の紀三井寺(前田孝道貫主)で18日、僧侶が一斉に経巻を繰り落とす新春恒例の 「大般若経転読法会」 (だいはんにゃきょうてんどくほうえ)が行われ、参列した約300人の信者たちがことし一年の無病息災を祈った。

同寺では毎月18日を「観音様の縁日」としており、一年で最初の縁日 「初観音」 には本堂で同法会を実施する。使用される大般若経は全600巻ある。 「転読」は一部を読むだけですべてを読んだことになり、僧侶が頭上に経巻を上げ、 「だ~い、はんにゃきょう...ぶじょうや~く!」 という声とともに繰り落とした。参拝した人が経巻を繰る風に当たるだけでも功徳があるとされている。

初めて参列したという海南市の山本須和子さん(59)は 「ことしで還暦を迎えます。この年まで生きられたことに感謝し、これからの健康も祈りました」 と笑顔で話していた。





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