2011年01月29日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

4月の県議選、3選挙区は無投票か?

4月の県議選、3選挙区は無投票か?

4月1日告示、 10日投開票の全国統一地方選挙の県議会議員選挙で、 岩出市、 紀の川市、 海南市・海草郡の3選挙区で現職以外の候補者が名乗りを上げず 「無投票」 がうわさされている。 現職支援者からは 「選挙にならな、 おもしゃないぞ」 との声が出る一方で 「無投票の方がありがたい」 とも。 各陣営が初顔合わせするのは2月9日、 岩出市総合保健福祉センターで開かれる立候補者説明会。 新たな候補者が現れるかどうか注目される。

【岩出市】
前回は定数2に対し、 4人が立候補し激しい選挙戦となった岩出市。 今回は山本茂博氏 (58)=自民・1=、川口文章氏(69)=同・1=の現職2陣営ともゆっくりとした出だしだ。これまでに女性2人が民主党系から候補者として名前が挙がったが実現せず。 1人はマスコミ関係者で昨年末ごろ。 最近打診していたもう1人は民主党筋からも 「手応えがある」 とされていたが、 ここにきて 「期間が足りない」 として白紙になった。

【紀の川市】
服部一氏(69)=自民・1=、 岸本健氏(40)=同・1=の現職2陣営はすでに選挙事務所を構えるが、 事務所内は静かな様子。 山田正彦氏(69)=同・3=は3月に事務所を構える予定だ。 本紙で昨年夏に立候補を表明した谷口和秀氏(43)は 「一人でも戦っていくつもり」 と話しながらも流動的だ。 早くから民主党の後押しを受け立候補するかとされた元職も出馬を断念している。

【海南・紀美野】
民主党が男性2人を擁立しようと動いていたが周囲の賛同が得られずに年末年始に断念している。 現職は藤山将材氏(35)=自民・2=、 尾崎要二氏 (57)、 =同・6=雑賀光夫氏 (66)=共産・2=。 前回も無投票だった3氏はまだ、 選挙事務所を構えておらず、ここに来てもまだ慌ただしさは感じられない。3氏は日々の政治活動で堅固な地盤を築いているとみられ、 新たな候補者につけ入るすきを与えていない様子だ。





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