2011年02月01日

03.スポーツ

クローゼスト初V、W-1野球新春トーナメント

第6回W―1新島杯争奪新春トーナメント

初優勝に歓喜の胴上げ

和歌山軟式野球のW―1連盟が主催する社会人野球大会 「第6回W―1新島杯争奪新春トーナメント」 の決勝が30日、 和歌山市毛見の紀三井寺球場で行われ、 同点のまま延長戦にもつれた接戦は、 クローゼストがグリーンアップルを5―4で下し、 初優勝を飾った。 悲願の初優勝に歓喜のナインは試合後、 胴上げで喜びを爆発させた。 しんぽう写真館はこちらから

◇決勝

TEAM12345678910
グリーンアップル10000200014
クローゼスト2000001002X5

(延長10回)
決勝は両者一歩も譲らない熱戦となった。 1点を追い掛けるクローゼストは1回裏、 井上太、 加森が四球を選び、 井上光が犠打を決め1死2、 3塁の好機をつくると、 続く中村が左前へ2点適時打を放ち逆転に成功した。 6回に再逆転を許したが7回裏には、 加森が四球で出塁し、 すかさず2盗。 井上光が犠打で送り1死3塁の同点の場面で、 中村が左前にしぶとく運び、 土壇場で試合を振り出しに戻した。 8回からの延長でも決着がつかず、 10回からは1死満塁の特別延長に入った。 1点を奪われたクローゼストはその裏、 立石が四球で同点。 迎える古久保もサヨナラの四球を選んで、 激闘に終止符を打った。 投げては先発古久保が粘りの投球で6回を2失点。 後を継いだ立石も走者を出すもののストレート主体の強気の投球で難を切り抜け、 試合を組み立てた。

3安打3打点の活躍をみせた中村は7回の打席を振り返り 「気楽に悔いのないように心掛けていた。 結果を残せてよかった」。 加森主将は 「ようやく優勝することができた。 みんな粘り強く頑張ってくれた。 うれしいです」 と笑顔で話した。

グリーンアップルは初回、 2死1、 2塁から玉置の中前適時打で先制したが、 その裏勝ち越しを許した。 その後、 走者を出すもののあと1本が出ないもどかしい展開が続いたが、 6回に2点を奪い逆転。 最終回にリードを守れず同点に追いつかれ特別延長でサヨナラ負けを喫した。

準決勝の結果と決勝2チームのメンバーは次の通り。
◇準決勝
神風
1000001
00102×3
クローゼスト
(時間切れ)
シュラインバーツ
0000000
1100035
グリーンアップル
(時間切れ)

【クローゼスト】監督=井上正▽主将=加森禎人▽選手=井上太陽、 井上光、 中村有生人、 竹田隼己、 田澤嵐、 坂本貴哉、 立石好史、 古久保和也、 南出拓也、 上野貴史、 野田朝寛

【グリーンアップル】監督兼選手=加藤零▽主将=玉置祐介▽選手=森川剛臣、 鈴木佑典、 伊達龍二、 土山隆史、 西本郁矢、 浜田将伍、 坂本浩司、 毛利太亮、 三栖徹二、 藤木敬也、 瀧本陽介





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