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配布されたマップを見る児童会のメンバー(1日、宮小で) |
日本公衆電話会和歌山支部(山本勲支部長)は1日、 和歌山市秋月の市立宮小学校(堂山優校長)の全児童798人に 「子ども安心安全マップ」 を寄贈した。 学校、 PTA、 警察が協力し、 同校区内の危険個所や避難所、 きしゅう君の家などをカラーで記しているほか、 公衆電話の位置も分かりやすくマークが付けられている。 マップの配布は市内では同校区が初めて。
マップは両面カラーのA2サイズ、 制作費は30万円ほどで約1200部を発行した。 表面には歩行者、 自転車の事故が多いところや車の出入り口などの危険な場所、 PTAや教職員が登下校を見守る個所、 緊急医療機関、 公園など色分けしたマークを使い、 子どもでも見やすいように工夫。 裏面は身の回りの危険を知ってもらおうと、 防犯知識や災害用伝言ダイヤル 「171」 の使い方なども記されている。
同日行われた贈呈式では、 山本会長が 「一人で遊んだらあかんところも書いてあるので、 遊ぶときはこのマップを生かしてください」 と手渡し、 6年生の井口世理香さん (12) は 「印がついているので、 通学や習い事のときに利用、 活用して安全でけがのないよう生活をしたい」 と謝辞を述べ、 受け取った。
集まった児童会のメンバーたちは、 マップを広げて 「いろんな場所が載ってて危ない場所が分かる」、 「入学する弟に行ったらあかんとこ教えてあげたい」、 「いいもんもらった」 などと口々に言い合い、 大喜びだった。
同会は今後、 子どもたちの安心安全のサポート拡大のため、 制作したマップを基にスポンサーなどを募り、 新たなマップの作成を呼び掛けていくという。
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