2011年02月02日

00.社会

公衆電話会和歌山支部が宮小学校区の安全マップ作製

日本公衆電話会和歌山支部

配布されたマップを見る児童会のメンバー(1日、宮小で)

日本公衆電話会和歌山支部(山本勲支部長)は1日、 和歌山市秋月の市立宮小学校(堂山優校長)の全児童798人に 「子ども安心安全マップ」 を寄贈した。 学校、 PTA、 警察が協力し、 同校区内の危険個所や避難所、 きしゅう君の家などをカラーで記しているほか、 公衆電話の位置も分かりやすくマークが付けられている。 マップの配布は市内では同校区が初めて。

マップは両面カラーのA2サイズ、 制作費は30万円ほどで約1200部を発行した。 表面には歩行者、 自転車の事故が多いところや車の出入り口などの危険な場所、 PTAや教職員が登下校を見守る個所、 緊急医療機関、 公園など色分けしたマークを使い、 子どもでも見やすいように工夫。 裏面は身の回りの危険を知ってもらおうと、 防犯知識や災害用伝言ダイヤル 「171」 の使い方なども記されている。

同日行われた贈呈式では、 山本会長が 「一人で遊んだらあかんところも書いてあるので、 遊ぶときはこのマップを生かしてください」 と手渡し、 6年生の井口世理香さん (12) は 「印がついているので、 通学や習い事のときに利用、 活用して安全でけがのないよう生活をしたい」 と謝辞を述べ、 受け取った。

集まった児童会のメンバーたちは、 マップを広げて 「いろんな場所が載ってて危ない場所が分かる」、 「入学する弟に行ったらあかんとこ教えてあげたい」、 「いいもんもらった」 などと口々に言い合い、 大喜びだった。

同会は今後、 子どもたちの安心安全のサポート拡大のため、 制作したマップを基にスポンサーなどを募り、 新たなマップの作成を呼び掛けていくという。





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