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和歌山市秋月の市道宮67号の拡幅工事の完成を祝い、同市太田地区などの住民有志は5日、太田第一公園でもちまきを行った。同市道はこれまで緊急自動車が入れないほど狭かったため、拡幅されたことで地区住民は「これで安心、安全や」と喜んでいる。
工事が行われたのは出水南橋から北へ約100メートルの区間。太田東自治会(高橋英明会長)が平成21年6月議会に「拡幅工事に関する陳情書」を市に提出し、22年2月議会で承認。市が同年10月に工事を開始し、12月に完成した。
以前の道路は幅員が3メートルしかなく、すぐ脇には用水路があったため緊急車両が進入することが難しかった。近くに住む森保さん(70)は「きれいになって良かった。今までは緊急自動車が入るのに難儀していた。これでスッと入れますね」と笑顔。
もちまきには、住民約350人が集まり、市から松見弘副市長、市議会から尾﨑方哉議員らが駆け付け、祝辞を述べた。もちまきが始まると子どもたちは「こっちこっち! ちょうだい!」など声を上げていた。幹事を務めた山県正さん(76)は「本当にありがたい。和歌山市には感謝。大勢の住民と祝えてよかった」と話していた。
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