県スポーツ表彰受賞者決まる

県教委は14日、スポーツに功績のあった競技者や指導者を表彰する第49回県スポーツ表彰の受賞者を発表した。受賞者は84人、26団体。表彰式は18日午後1時から、和歌山市のホテルアバローム紀の国「鳳凰の間」で行われる。

平成22年1月1日から12月31日までの成績を対象に受賞者を選考。スポーツ功労賞には田畑禮子さん(79)=県家庭婦人バレーボール連盟顧問=、故松下能純さん(享年77)=元県テニス協会副会長=の2人が選ばれた。

田畑さんは県女性スポーツ連盟や県家庭婦人バレーバール連盟の設立や組織の充実に尽力、県女性スポーツの普及と発展に寄与。松下さんは昭和31年から長年にわたって県テニス協会の役員として、県テニス競技の普及と発展に貢献。昭和46年の黒潮国体では大会の成功に寄与した。

スポーツ優秀指導者賞には、小串親秀さん(63)=和歌山陸上競技協会副理事長=が選ばれた。

スポーツ顕彰には田中和仁さん(25)=体操=、田中理恵さん(23)=同=、坂本亘さん(31)=セーリング=、岡本康裕さん(31)=同=、和田大地さん(36)=同=、市野直毅さん(22)=同=、吉見亮平さん(25)=同=、西岡詩穂さん(21)=フェンシング=、松本伊世さん(22)=同=、九野桃佳さん(21)=同=、阪本直也さん(22)=カヌー=、中村智太郎さん(26)=水泳=、田中大誠さん(22)=ボート=、湯元進一さん(26)=レスリング=、湯元健一さん(26)=同=の15人が選ばれた。

このほか、スポーツ賞には県立和歌山北高校男子陸上競技部ら17団体、38人、スポーツ奨励賞に9団体、28人が選ばれた。最高賞のスポーツ栄誉賞の該当者はなし。

今回の最年少受賞者は、スポーツ奨励賞で一輪車の上野城一郎君(8)、最年長は同賞でマスターズ陸上の中川尚司(80)だった。