|
|
初使用となった書道展では大作がゆったりと |
和歌山市手平の和歌山ビッグ愛1階の展示ホールにこのほど、ピクチャーレールが設置され、本格的な展覧会会場として使えるようになった。利用者の満足度と利便性向上を目指し、設備充実を図っている指定管理団体の県スポーツ振興財団が整備した。ちょうど4月から、県民文化会館が耐震工事のため2年間利用できなくなることもあり、美術関係者にとって朗報となりそうだ。
同展示ホールは1階の南部分で広さ約460平方メートル。今までピクチャーレールはなく、並べた可動式パネルにフックで作品を掛けていた。そのため大作の展示はできず、業者の展示会などに利用されるのがほとんどだった。
今回設置されたレールの長さは合計約40メートル。初使用となった今月11、12日の書道展では大作多数が高さ3メートルの壁にゆったりと掲げられた。5月下旬には県美術家協会展を予定している。
同財団の和歌山ビッグ愛統括主任小西健二さん(64)は、「展覧会にどんどん利用していただきたい」と話している。
問い合わせはビッグ愛(TEL073・435・5200)。
|
00.社会 - 同カテゴリの記事
|