2011年02月28日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

りら2期生6人が最終ステージ

最後のステージで決めポーズをとる生徒たち

最後のステージで決めポーズをとる生徒たち

紀美野町真国宮のりら創造芸術高等専修学校 (山上範子校長) で27日、 第4回生徒総合発表会が開かれ、 全校生徒約30人が1年間の活動成果を発表した。 来場した約300人を前に、 バンド演奏、 ミュージカル、 ダンスなどを元気いっぱいに演じきった。 卒業を控えて最後の舞台となった2期生6人は 「最高の舞台だった。 お客さんをはじめ自分たちを慕ってくれた後輩、 支えてくれたたくさんの人にありがとうと言いたい」 と涙ぐんでいた。

舞台発表から観客に感動や勇気といった何かを感じてもらいたいと、 「Gift~届ける想い・絆 (つな) がるココロ~」 をテーマに開催。 初のコメディとなった演劇 「アルバトロス」、 オリジナル曲 「おくりもの」 などのバンド演奏、 ブロードウェイで舞台にかける若者たちを描いたミュージカル 「コーラスライン」 など、 盛りだくさんの内容で来場した約300人を楽しませた。

最後のジャズダンスには全員が参加。 これまで学んできたテクニックを駆使し、 飛んだりしゃがんだり、 全身を使った動きのあるステージを展開した。 どの生徒たちも額に汗を浮かべながら楽しそうだった。

舞台を終えると全員で一列になり、 発表会を振り返った。 本番一週間前には人数の多さからまとまりきらず、 一度は舞台を中止しようという声もあったという。 生徒たちは涙ぐみながら 「みんながみんな楽しいことばかりじゃなかった。 辛いことやけんかすることもあった。 でも、 本気で仲間とぶつかり合ったからこそお互いを認め合えた。 りらに来て本当に良かった」 と話し、 抱き合ったり握手を交わしたりして仲間に感謝した。 来場者は「舞台で生徒のいろんな表情が見えて楽しかった」「一人一人が一生懸命になって舞台をつくっていて感動した」と話していた。 13日に卒業式が行われる。





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