JAながみねがTPP交渉参加反対で署名活動

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の参加に反対する声を広げようと、JAながみねは26日、海南市重根のファーマーズマーケット「とれたて広場」で反対署名活動を行った。

JAグループでは、TPPに参加すると海外から安い農産品が大量輸入され、一次産業や関連産業が大きなダメージを受け、食料自給率の低下や雇用喪失により地域経済は崩壊するとして、「1000万署名活動」を展開している。この日は職員ら4人が朝からビラ約400部を配布。買い物客に「TPPの反対署名よろしくお願いします」と声を掛け、署名を求めた。

同JAの岡本眞和専務理事は「関税撤廃になるとデフレや失業率の増加などを引き起こして経済は崩壊する。地域の人にTPPの影響を理解してもらい、反対署名に協力をお願いしたい」と話している。