2011年03月03日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

田子ノ浦部屋が園児と触れ合い

力士と押し合いを楽しむ園児

力士と押し合いを楽しむ園児

日本の伝統 「相撲」 を身近に感じてもらおうと、 日本相撲協会田子ノ浦部屋 (田子ノ浦啓人親方) の力士ら6人は1日、 岩出市波分の和歌山中央幼稚園 (土生川覚弥理事長) を訪れ、 園児300人と触れ合った。 最近は八百長疑惑問題などで世間を騒がしている相撲界だが、 子どもたちにとってはこれまで通り 「体の大きいお相撲さん」 と大人気だった。

園児は10人1組になり、 身長191センチ、 体重160キロもある碧山などの力士を相手に、 「わー」 と大きな声を上げて押し合いを楽しんだ。 触れ合い後は 「ごはんいっぱい食べるの?」 「早く走れるの?」 などと興味深い様子で、 次々と質問していた。

部屋の立ち上げから10年以上続く社会貢献活動。 相撲の普及や、 肌と肌でぶつかることで痛みや楽しさを知ってもらうことが目的という。 例年ならば春場所 (大阪) 開催のため、 2カ月ほど県内に滞在して各施設を訪問するが、 今回は4日間の過密スケジュール。 幼稚園のほか老人福祉施設や中学校など9カ所を回った。 他県も含め毎年60~70施設を訪問している。

田子ノ浦親方 (45) は 「子どもが喜んでくれることがなにより一番です。 楽しんでくれることで、 力士たちも励みや勉強になるんですよ」 と笑顔で話していた。





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