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大橋健一和歌山市長は2日、市議会本会議で、第二阪和国道和歌山岬道路(深日ランプ~大谷ランプ)と京奈和自動車道紀北西道路(打田IC~和歌山JCT間)について、 国交省の平成23年度事業計画に「平成27年に暫定2車線供用予定」と初めて明記されたことを明らかにした。 森田昌伸議員(新和クラブ)の代表質問に答えた。
答弁によると、 第二阪和国道は今月26日に箱の浦ランプから淡輪ランプ間(2・8キロ)が開通。和歌山岬道路(7・2キロ)のうち、和歌山市域の2・4キロについては市が平成23年度から約2年間で用地取得を目指す。一方、 京奈和道路は同年度に高野口ICからかつらぎIC間(4キロ)の供用を目指しているという。
大橋市長は、両路線の直轄事業予算は、前年度に比べて 「厳しい状況」という認識を示し、「予算確保のために、今まで以上に危機感を持って、国や地元選出の国会議員などに積極的に働き掛けたい。 紀の国わかやま国体までに全通を目指し、 全力で取り組みたい」 と述べた。
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