2011年03月03日

03.スポーツ

フェンシングのアジア大会、北高から2選手出場

2011年アジア・ジュニア・カデ選手権大会

5日からタイのバンコクで開かれる2011年アジア・ジュニア・カデ選手権大会に、 県立和歌山北高校の東哲平選手(16)と山﨑衣里子選手(18)の2選手が出場する。 東選手は昨年12月の第63回全日本選手権フルーレで8位に入賞、 山﨑選手は1月の第18回JOCジュニアオリンピックカップフェンシング大会エペで準優勝を飾るなど、 それぞれ功績を残し選出された。 1校から2選手が出場することは珍しく、 両選手の活躍に期待が高まっている。

東選手はカデ男子フルーレで選抜され、 昨年のフィリピン大会に続き2回目のアジア選手権となる。 同大会では個人3位、 団体優勝の好成績を収め、 日本代表としての役割を果たした。 先月、 フランスで開かれたマラソンフルーレ2011に出場するなど世界大会での経験が豊富。 東選手はミスが多いことを課題に日々修正に取り組んでいるといい、 「最近の大会では(個人)優勝できていないので今回こそ優勝したい」 と意気込んでいる。

山﨑選手は、 アジア選手権大会でジュニア女子エペに出場する。 普段の練習はフルーレだが、 ジュニアオリンピックカップではエペにも出場。 「フルーレとは違い気持ちに余裕を持って挑めた」 と振り返る通り準優勝を飾り、 初となる海外大会の切符を手にした。 クラブ活動は引退し、 早朝練習に通わなくなったが、 大会を見据えて毎朝晩はスポーツジムに通い体力維持に努めている。 掲げる課題は、 集中力を切らさないことだ。 山﨑選手は 「海外に通用するかという不安はあるが、 次につなげられる試合にしたい。 精一杯頑張ります」 と力強く話している。





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