2011年03月10日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

小川小がペットボトルキャップ2万個集める

2万個のキャップを前に「役立ててほしい」と児童たち - 小川小がペットボトルキャップ2万個集める

2万個のキャップを前に「役立ててほしい」と児童たち

集めた約2万個のペットボトルキャップを世界で役立ててもらおうと、紀美野町中田の町立小川小学校(東條容子校長、児童26人)は8日、同町下佐々の町社会福祉協議会を訪問し、ワクチンに交換して届けてもらうように依頼した。

ことしで3回目の取り組み。4月から約1年間で回収してきた。初回は約4400個、2回目は8800個と年々倍増し、地域を巻き込んだ活動になっている。この日は児童会会長の波多野聖華さん(6年)、副会長の津﨑実乃里さん(同)、書記の垣内実咲さん(5年)の3人で訪問し、「2万個集めました。役立ててください」と報告した。同校は「キャップ集めは誰でもできる活動。今後も続けていきたい」としている。

同協議会では「毎年続けてくれて、大変ありがたい。世界で苦しむ子どものワクチンとして役立てたい」と話している。

集めたキャップは社会福祉協議会がまとめた後、回収機構へ送られる。その後、リサイクルメーカーへ売却され、売却益でワクチンを購入し発展途上国で病気で苦しむ子どもたちへ送られる。キャップは800個で1人分のポリオワクチンとなる。





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