2011年03月10日

03.スポーツ

フェンシング和北ジュニアクラブの3人が世界に挑戦

第18回ケーニヒ杯に出場する3人(左から、福塚さん、東莉央さん、東晟良さん) - フェンシング和北ジュニアクラブの3人が世界に挑戦

第18回ケーニヒ杯に出場する3人(左から、福塚さん、東莉央さん、東晟良さん)

和歌山市のフェンシングクラブ「和北ジュニアクラブ」に所属する女子児童3人が26、27の両日、ドイツのハレ市で開かれるフェンシング・ドイツ国際大会「第18回ケーニヒ杯」に出場する。昨年の全国大会を制し、堂々の日本代表として世界一を目指して臨む。9日には、市役所に大橋建一市長を訪ね激励を受けた。


同クラブは、小中学生10人が所属し、県立和歌山北高校で高校生と一緒に汗を流している。同校の市川真知子教諭が監督を務めている。昨年10月に京都府で開かれた「第23回全国少年フェンシング大会」高学年の部で四箇郷北小6年の東莉央さん(12)と5年の晟良さん(11)姉妹、雑賀小4年の福塚世帆さん(10)の3人が女子フルーレ団体戦で優勝し、ケーニヒ杯の出場を決めた。同クラブとして団体戦に初めて出場し、初優勝を飾った。ケーニヒ杯は個人戦での出場となる。

表敬訪問では、市川監督が「彼女たちが高校生になるころに紀の国わかやま国体があるので、頑張ってくれると思って楽しみに指導している」とあいさつ。大橋市長は「小さいときから頑張っている姿は市民にとってうれしいこと。精一杯日ごろの練習の成果を発揮してほしい」、大江嘉幸教育長も「(フェンシングは)和歌山が誇れるスポーツ。公立小学校から出場してくれるのがうれしい」とエールを送った。

莉央さんは「初めての国際大会で緊張するが優勝を目指したい」、晟良さんは「海外の人と対戦するのは初めて。目標は優勝」、福塚さんは「ドイツは初めて。頑張って優勝したい」と意気込みを語っていた。





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