2011年03月16日

00.社会

交通安全協会がランドセルカバー寄贈

ランドセルカバーを着けて元気に横断歩道を渡る新入生

ランドセルカバーを着けて元気に横断歩道を渡る新入生

安全な登下校に役立ててもらおうと、小学校への入学を前に、県交通安全協会(高垣宏会長)は、県内の公立、私立小学校275校(一部除く)の新入生約8600人へ、黄色のランドセルカバーを寄贈する。寄贈に先駆けて16日、和歌山市の県民文化会館で贈呈式が行われ、同協会から県教委へ目録が手渡された。

同協会は、昭和35年から県内各支部で新入生にカバーをプレゼントしており、平成18年からは協会が一括して県教育庁を通じて贈っている。カバーは、車の運転手などから目立つよう蛍光の黄色で、同協会のシンボルマスコット 「ちゅうい君」 のイラストがワンポイント。自治体によっては新入生に防犯ブザーを配布しており、希望によりカバーに 「防犯ブザー携帯」 の文字も入れている。

贈呈式で目録を手渡した同協会の村畑寿雄専務理事は 「子どもたちが事故に遭わず、すくすくと育ってほしい」 、県教委の木下淳教育総務局長は「新入生は、入学に向けて期待で胸を膨らませている。子どもの安全を守るため、活用させてもらいます」 とあいさつした。市立小学校3校に入学する児童4人も出席し、自分たちの真新しいランドセルにカバーを着け、元気に県庁前の横断歩道を渡る練習をした。

市立雄湊小学校に入学予定の野田純菜さん(6)は 「自分でピンクのランドセルに決めた。ちゃんと右左見てから道路渡って、お勉強も頑張りたい」と話していた。

カバーは、県内の各教育委員会を通じて、入学前の児童へ配布される。





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