日本一周を達成！　小川小の朝マラソン

紀美野町立小川小学校(同町中田、児童26人)が今年度実施してきた「朝の10分間マラソン」の総走行距離が16日、「日本一周分走ろう」と目標にしていた約7500キロを達成した。児童らは東條容子校長から認定証を受け取り、あきらめないことの大切さを実感した。

体力づくりの一環として昨年4月から続けてきた「小川っ子日本一周の旅」。暑い日も寒い日も校内外を走って距離を積み重ねた。計測は体育主任の綿野彰人教諭が担当。学校の玄関には日本地図が張られ、走った距離分を赤色で塗っていくなど工夫して楽しみながら取り組んだ。

綿野教諭は「子どもたちの成長が実感できた。最初と比べてだんだんと走る姿勢が見えてきてうれしかった」とにっこり。6年生の中谷弦君と4年生の津﨑実乃里さんは「夏は暑くて大変だったけど、みんなあきらめなかったから達成できたと思う。本当にやってきて良かったな」と自信に溢れていた。

来年度も実施する予定で、棒グラフで日々の成長が見られるような企画も上がっている。